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転載・転用をお断りしています・・・かえる娯楽部

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 むかしは、どこの家からも雄鶏の夜明けを告げる鳴声が

聞えたものです、雄鶏の時の声に目覚め一日の始まりでした、

   先日のこと、我が家の近くの西光寺さん境内の茶畑で放し飼いの比内地鶏

  遊ぶ姿と、元気な鳴き声を耳にしました
 
ふと!子供の頃のことを思い出しました

   早起きと云えば、
にわとり 私も今でも早起きですよ!

  父も早起きでした、早起きの家系でしょうか、

  むかし父から聞いた話ですが、曽祖父の源左ヱ門爺さんは村でも

  評判の早起きだったそうです!  
『源さんか!にわとりか!』

  云われたとか!・・・・   それもあまり評判の良くない話でした・・・・・・

  源爺さんは、夜も明けない内から村中の

  にわとりを起こして歩いたそうだ!

  『 こらッ! いつまで寝てるんだ!! 』
 

  しかもです、鬼顔で金網をガタガタゆすって「起きろ!起きろ!」と毎朝ですよ!

  それからと云うもの源爺さんの足音を聞いただけでにわとりたちは

  小屋の隅に隠れてしまったそうだ! 山里の小さな村のことです

  「三歩、歩くと忘れる」と云われる にわとり君はこぞって時を告げなくなったそうだ!

   
・・・交尾だけは忘れず、確りやっていたとか・・・・・・・・・・・ハイ

     むかしのこと、時計も目覚まし時計も無い時代です

  唯一の目覚ましと言えば、、雄鶏の時の声でした

  にわとり(雄鶏)が鳴かなくなってしまった村では、

  村中が朝寝坊の毎日でした・・・・・・
  
  
源じいさんだけは朝早くから野良仕事に励んで得を積んでいました、 

   
《早起きは3文の得》 源爺さんは村一番のお金もちになったとか

   いつも寝坊ばかりしている村人は、鳥小屋へ行っては

   『また!寝坊したではないか!』 『何故!鳴かぬ!』 「こらッ!・・・・・・」
  
  『首を〆るぞ!』 にわとりの顔を見るたびに怒ったそうな!
   
  怒られ続けた
にわとりは血圧が上がって鶏冠

  赤くなったそうな・・・

    
 
                かえるの創作小話でした  ハイ ・・・・・・ おしまい
     
  西光寺境内のにわとりと花の風景、Photoストリーで綴りました
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